なんで戦争はなくならないのか・・・・。
戦争は本当にやめましょう。この話を見る前にあえて言います・・・。
涙腺崩壊です。
この話はドイツにいたおじいさんの戦争時の話になります。
祖父はドイツ人で戦中はヒトラーユーゲントだったみたいで・・・。
戦争末期の時に15歳になっていたおじいさんは、
せまりくるソビエト軍の前に動員されてベルリン攻防戦に参加させられることになったそうです。そして命令された場所へ、友人数人と歩いていったそうです。
するとそこには大量の兵隊さんがいろいろ忙しそうにしていたそうで、なんとかその部隊の指揮官がいる場所にたどりついたそうです。
で、そこは親衛隊の部隊ではなかったのですが、なぜかそこにSSの大佐さんがいたそうです。
部隊の指揮官の名前は聞いていたそうですが、そのSS大佐さんの名前はもちろんしらない。
大佐といえばすんごい偉い人なわけでもちろん緊張しながら敬礼したそうです。すると大佐さんは敬礼を返しながらこちらをちらりと見ていったそうです。
「補充兵か?」と言った質問をされたので、おじいさんと友人は説明したそうです。
するとこう大佐さんはいったそうです。
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「子供がなにをしている!!!戦争は大人の仕事だ!!!子供は家に帰れ!」
しかし、おじいさんは命令された以上、家に帰るわけにはいきません。ここにこいと命令をだした指揮官の名前などを言って、ここにおいてくれるように頼んだそうです。
するとその大佐さんはこういったそうです。
「戦争は大人の仕事だと言っただろう。君達は家に帰れ。そして家族がまだ家にいるならできるだけ家族と西へ向かえ。絶対に東の我々のところにはくるな。西だ西へひたすら向かうんだ。」
命令された以上帰れないとおじいさんはいったらしいのですが、すると大佐さんは寂しそうにいったそうです。
「この戦争はもう負けだ。君達もうすうす気がついているだろう。私たちは君達子供や、娘達を守るために時間を稼ぐだめにソビエト軍と戦う。君達が私の言うことを聞いて西へ逃げてくれれば私達には戦う意義が生まれる。
負けるとわかっている戦いだ。せめて君達を守るという意義をくれ。」
といったそうです。
それでおじいさんと友人たちは西へ逃げて逃げて助かったそうです。
戦後、その大佐さんを探したそうですがまったく消息不明で、名前すら聞かなかったことを後悔しているそうです。
この話を見て戦争は人間がしていますが心も人間…。なぜに戦争が無くならないのかなと・・・。
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