悲しい話です。高校3年生の冬に2年近く付き合っていた年上の彼女に電話で突然別れを告げられました…
本当に人生が終わったなと感じてしまいました・・・。
電車で3時間ぐらい距離があったのですが週末は欠かさず会っていましたし別れを告げられる前の週末も会い私の志望校を彼女の職場の近くにある専門学校に決めたと話したりして楽しく過ごせたと思っていました…
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電話ではなく会って話したいと申し出ましたが受け入れてもらえずすぐに切られてしまいました…
ラインで日時を指定され彼女のアパートに置いてある私物を取りに行った時も玄関のドアの前に私の私物を入れた段ボールが置かれていて呼び鈴を鳴らしても彼女からの返答は無し…仕方なく私は彼女への感謝の気持ちを記した手紙と合鍵を郵便受けに投函しました…
帰り道は雪が降り出していて大きな段ボールを抱えていたせいで足元が見えず滑って転んだりして涙と鼻水を堪えながら駅までトボトボと歩きました…
そして私は志望校を変えました…
遠距離はもう嫌だと話していた彼女の希望もあって選んだ彼女の職場に近い専門学校ではなく…
彼女と付き合い始める以前から目指していた大学へ…
冬の終りに私は志望大学の合格通知を受け取りました…
そしてその日の夜私の携帯から懐かしい着信音が…
秋に別れたあの人からの電話でした…
開口一番どうだったの? と聞かれた私は無事に合格したことを伝えました…
あの人は電話の向こうで飛び跳ねて喜んでいるのが目に浮かぶような本当に嬉しそうな声で私の合格を祝福してくれあの秋の別れの真意を語り始めたのです……
当時の私はあの人に会うことで頭がいっぱいで真剣に受験勉強に打ち込んでいませんでした…それを心配し加えて私に昔から行きたかった大学に行って欲しかったためあの人は私に別れを告げたのだそうです…
電話をすぐに切ったのも私物を取りに行った時に顔を見せてくれなかったのもこれ以上会ったり話したりすれば泣いてしまうことをあの人自身が分かっていたのでしょう…
あの人は私にもう一度私と付き合って欲しいと言いました…
迷い悩みぬいた後の私の答えは……ごめんでした…
他に好きな人はおらず申し出を受け入れることも出来たのですが………
短い私の言葉の後泣きながら何度も「ごめんね……ほんとにごめんね」と謝るあの人の声がずっと耳に残りました…
あの夜から月日は流れて…
私は大学で知り合った女性と今年の2月に籍を入れ9月に結婚式を控えています…
これからは人生前向きに歩んでいきたいと思います。
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