禁断の恋

これは禁断の恋と言っていいのでしょうか。その話を書きます。

俺は、今24歳です。

俺には、5つ下の妹がいます。

小さいころから俺らは仲良かったんです。

辛い事があれば妹は親に話すよりも早く俺に話してくれました。

ある日のことで妹が13歳で俺が18歳の時の話です。

妹は部活もしてないのに帰りが遅く俺は心配になり探しに行きました。

3時間ほど探すと妹は泣きながら家の前に立っていました。

俺は、急いで抱きしめました。

「どうした?」

「体・・・」

俺は、察しました。妹にいつもよりも抱きしめました。家に帰ると親から怒られました。

俺が、話をして納得してくれました。

その日から妹は俺から離れませんでした。でも、こんな日々が続くのは親も俺も賛成はもちろんしません。

「〇〇・・・大丈夫だからとりあえず学校にいきな」
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妹は顔を横に振りました。

笑顔が見たかった。だから、その日から俺は妹を外に連れ出して遊びました。

少しずつ笑顔が戻りました。

俺は、それだけでうれしかったです。

でも、俺は18歳・・・進学、一人暮らし。

もう、遊ぶ時間なんてありませんでした。

それからは、妹も学校に行きました。でも、俺と妹が話すことはありませんでした。

でも、お互いその時間が苦痛でした。

気づいていたんです・・・。

「恋をしていることを」

でも、兄妹で恋なんて俺にはできませんでした。

妹が中学を卒業式の日に言いました

「好きなんだ・・・にぃにぃの事」

俺は、びっくりしました。

「俺は、無理だ。俺らはそんな関係にはなれないだろ」

妹の顔は涙目でした。でも、頑張って笑っていました。俺は、辛かったです。

俺は、先に歩き出しました。

小声で「俺もだよ」

それだけ残し妹の前から去りました。

複雑だがありがとう・・・・。
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