涙の置き場所

私が、まだ小学3年の8歳の時の話を書きます。今思うと恥ずかしいけど見て下さい。

私は、学校の男子にいじめられよく家の帰って泣いていた。

すると、兄貴はよく言う。
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「おいで!俺の中で泣きな」

あには、いつもそう優しく私を包んでくれた。

15歳になった時には兄はもう、20歳だった。

それでも、いつも私が泣くと包んでくれた。

私が、いくつになっても包んでくれた。

泣きやんだ後はいつも笑わせてくれた。

そんな兄貴が結婚するらしい。

私は、笑顔で迎えると決めた。

「おめでとう」

「ありがとう!頑張れよ!」

「うん!」

私は、兄貴が後ろ向くまで涙を堪えた。

でもう、堪えることは出来ず崩れ泣いてしまった。

「いか・・・ないで・・」

すると・・ぎゅ

後ろから包み込んでくれらのはいつもの腕だった。

「なんで・・・いかないの」

「いったろ?お前が泣いてたら俺の中で泣けってさ」

兄貴は、最後に私の腕の中に指輪を置いて行った。

いつもありがとうね!大好きです。
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