この話は本当にすばらしく感動します。是非ご覧ください。
レナータ・タネヤヴァさんはテキサス州オースティンの街をドライブしていました。すると道路のわきに足を引きずっている犬がいたのです。その犬は1本の前足に体重をかけることができず、3本足で何とか歩いている状態でした。
ほかの車が通り過ぎる中、レナータさんは車を停めて犬の様子を見ることにします。「その犬は痛みのために泣いていました。それを見た私も、こんなに美しい犬がひどいケガを負っているので泣いてしまったのです。」
とレナータさんは当時のことを話しています。犬は飼い主を探せるようなものは何も身に着けておらず、レナータさんは急いで獣医に連れていきました。
すると犬は前足を骨折しており、状態はかなりひどかったため手術が必要だということが分かったのです。
また、犬は生後半年の子犬でした。
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お金もかなりかかることが分かり、病院で支払いをどうするか尋ねられました。
するとレナータさんはその見ず知らずの犬を助けるためにローンを組むことにしたのです。
犬はキーラと名付けられました。キーラは2回の手術を受けなければなりませんでした。1回目は金属片とネジを
取り付けるため、2回目はネジを取り除くためです。そして今年5月に、すべての金属を体から取り除くために3回目の手術を受けました。
「キーラが良くなって色々なことをできるようになることが待ち遠しくてたまりません」
とレナータさん。
キーラがレナータさんと暮らすようになって半年後、キーラは1歳の誕生日を祝ってもらいました。
レナータさんは手術にお金がかかったけど、それ以上の価値があると話しています。
「私は犬を飼おうと思っていたわけではありませんでした。私の人生に現れたのは運命だと思います。キーラは私のすべてです。」
と話すレナータさん。
「キーラは私が出会った中で最も愛情深く、敬愛できる存在です。幸せと感謝にあふれています。私はキーラの話をたくさんの人に知ってほしかった。私がキーラを保護したことでどんなことが起こったか。人生で起こる出来事にはすべて理由があるのです」
とレナータさんは話しています。キーラは首輪なども付けておらず、捨てられた可能性が高いです。困っている犬に出会ってしまい、助けることになったレナータさん。手術代がかかると言われても、ローンを組んでまでキーラを救うことにします。
なかなかできることではありませんが、彼女は「キーラはお金よりも価値がある。私のすべて」
と話しています。
そして、キーラと出会うことは必然であり、キーラを保護したことによって得られた素晴らしい友情と幸せをみんなに知ってほしいと話しています。
だれでもができることではありませんが、こうした出会いは人生において本当に価値ある経験をもたらしてくれることがあります。
人生で、困っている動物に遭遇することは、保護活動などをしていない限りそんなにあることではありません。
もし出会ったときに、レナータさんのようにはできなくてもできることをすることで人生が変わるかもしれません。
本当に心があらわれる話ですね。感動しました。
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