競馬の感動する話 ナリタブライアン マヤノトップガンの対決 第44回阪神大賞典です。
2頭ともブライアンズタイム産駒でありJRA賞年度代表馬であるナリタブライアン(1994年度)とマヤノトップガン(1995年度)が出走したレース...
ナリタブライアンと言えばは前々年三冠を達成した怪物馬で折り紙付きのスターホースですが前年は怪我の影響で春を棒に振ったうえに復帰した秋以降精彩を欠き競馬ファンは同馬がいつ復活するのかに興味を注いでいたんです...
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一方のマヤノトップガンは前年秋から頭角を現し菊花賞・有馬記念とGIを連勝...当時最も勢いに乗っていた馬でナリタブライアンが王座に返り咲くには何としても同馬を破る必要があったんです...
天皇賞・春での対戦前に前哨戦での激突となり両馬の頂上決戦に全国の競馬ファンは固唾を呑んで注目した...
出走頭数は10頭...上記のGI馬の2頭の他にもこの年の日経新春杯優勝馬ハギノリアルキング前年の菊花賞で2着だったトウカイパレス芝3000メートルの日本レコードを持つノーザンポラリス笠松競馬場所属で前年の東海ダービー優勝馬のルイボスゴールドなどが顔をそろえたが焦点は『ナリタブライアン復活なるか』ただ一点でダイジェスト用に収録していた関西テレビの杉本清の実況と映像ではレースの道中杉本の指示でナリタブライアンを中心に映していた...
第3コーナーでマヤノトップガンがロングスパートをかけ先頭に立つと鞍上の田原騎手がナリタブライアンも来いよと!挑発的な感じも。
そして道中マヤノトップガンをマークしていた武豊騎乗のナリタブライアンがすかさず追走を開始したんです...
おそらくナリタブライアンにも意地があったんでしょう。足の調子は良くないはずなのに・・・・。
そして第4コーナー手前で2頭が競り合う形となりそのままゴールまで約400mにわたってマッチレースが繰り広げられました。
ナリタブライアンが頭差でマヤノトップガンを退けたんですが...
勝ったんですがブライアンは足が痛いのに・・・・。
意地だけで・・・・。
でも本当に頑張ったよ・・・。
感動をありがとう。
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