ヨーロッパに旅をした時の話を書かせてもらいます。
私がルフトハンザの国内線に乗ってフランクフルトの機内に居た時ですが、隣に座っていたアメリカ人のおじいちゃんに話し掛けられたんです。
日本は良い国だ!!!なんて世間話をしていると・・・。
「私は昔だがここの空を飛んだことがあるんだ」
とおじいちゃんがポツリと言ってきたんだ・・・。
私は頭がおかしいのかなと感じたが質問をしてみた。
おじいちゃんは飛行機を操縦出来るのか???と質問したんです。
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そしたらおじいちゃんは、戦争の時に爆撃機のクルーだったそう。
フランクフルトを爆撃しに来たことがあるそうなんです。
それを話したことで、おじいちゃんは何を思い出したのかしょんぼりしてさ・・・。
「平和は一番大事なことだ。日本人の君はそれが解るだろう???」
と言ってきたんだ。
私は旅行中なのに消沈したおじいちゃんが隣に座っているのがとても嫌だと思ってしまったんです。
そこでおじいちゃん、雲海を見ながら一言言ってきました。
「きっと天国ではアメリカもイギリスも日本もドイツもみんな仲良く飛んでいるよ・・・」
と・・・。その時は聞き流していましたが後になってみるととても素晴らしい話だなと感じました。
あのアメリカ人のおじいちゃんはあの雲海の中に沢山の国の飛行機が仲良く飛んでいる光景をみていたのかなと・・・。
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