ネコが教えてくれた大切なものの話になります。
少しおつきあいください。
我が家にネコがいますが玄関を子供が開けて外に遊びに行こうしたとたんに猫は外に飛び出してしまいました・・・。
そして探して見つけ出した時にはあの子はかわりはてた姿になってしまってたんです。
私はバスタオルにあの子をくるみその場で泣き崩れてしまったんです。
こんなつらいことがあるなんて・・・。
横を走る車みんなが止まっては
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「大丈夫？」
と声をかけてきてくれたんですが私は声にも答えず声をあげてあの子を抱きかかえて泣いていたんです。
まだ体があたたかったことが本当に悔しかった。
あの子はきまった時間にパパを起こしてはえさをねだるのが日課であったんです。
これがまたかわいかったんです。
パパの眠い目をこすりながらも、おねだりするあの子にえさをあげてから朝の一服をする姿がいつもの日課。
あの子が死んだ次の日の朝、パパはいつもの時間に起きてきたんです。
でもあの子はもういない・・・・。
そして、ソファーに座りたばこに火をつけた。
そんなパパの背中がさみしそうで、また涙がこみあげたんだ。
あの子はいつも長男と一緒に2階に上がり長男のベットで一緒に寝ていたんです。
かわいいでしょう。
あの子が死んだ時、呆然としていた長男が、ベットで夜泣いていたのを見てしまった。
私はつらくて声をかけてあげることができなかった。
親として悲しんでる子供をなぐさめてあげなければいけなかったのかな後悔・・・。
食事の用意をしていてもいまだに涙が勝手にあふれてくるんだ。
泣いている私に息子は次はどこ掃除する？手伝うよと・・・。
とやさしく声をかけてくれた。ママが隊長で、僕は副隊長になって掃除しよ！ってさ。
泣きっぱなしでぶさいくになっている私が
隊長ばっかで部下がいないじゃん！！！！
とぐしゃぐしゃの顔で笑ったんです。
あの子が死んでから初めて笑ったな・・・。
くよくよしていたらいけないことを息子が教えてくれたようでなさけなかったけどさ。
あの子とのいっぱいの思い出を胸にしまって・・・。
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