「 nakeruの記事 」 一覧
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お前はワシの孫やない
じいちゃんが死ぬ間際、病室に俺だけが呼ばれて 「正行・・・お前はワシの孫やない、息子や」って。 「これはワシとお前の母さんだけの秘密や・・・ だけんど、財産は正一(俺の親父)とわけぇ」だと。 呆然とし ...
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心配して出てきた猫
小学生の頃、親戚の家に遊びに行ったら痩せてガリガリの子猫が庭にいた。 両親にせがんで家に連れて帰り、その猫を飼う事になった。 思い切り可愛がった。 猫は太って元気になり、小学生の私を途中まで迎えに来て ...
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子猫と父親
ウチにはもう10年飼っていた猫がいたんだ。 ウチの前は昔大きな広場で、その猫はその広場の片隅にある車の中で寝ていた子猫だった。 俺と姉ちゃんでその猫を家の庭まで連れ帰ってきちゃって餌とかやってたんだよ ...
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猫のみぃ
父が突然亡くなった。 うちの猫のみぃは、父の行く先行く先についてく猫だった。 「いつも俺の後をついてくるんだ。俺の護衛なんだ。」 と生前父は少し自慢げに言ってた。 父の亡骸が、病院から自宅に帰ってきた ...
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クロは片時もお袋から離れようとしなかった
中学生の頃に猫を飼った。 家族みんなが(特に母が)黒猫が好きで、満場一致で知り合いから黒子猫を貰った。 名前はクロ。 何の捻りもないとか言うな。 最初は心許無い足取りで家をうろついてたクロも、数か月も ...
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ケイタ君という友達
私の弟が28歳で死にました。 脳疾患持ちで、合併症で15歳まで生きられない20歳まで生きられないと、お医者さんに言われ続けてよくぞ28まで生きたものです。 子供は残酷ですから、クラスの中に呼吸器を引き ...
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君の次だった人
君が天国へと旅立ってからもう1年。 君は今も天国から僕を見てくれてるのかな。 君は僕の生まれて初めて出来た彼女だった。 ものすごく嬉しくて、ものすごく幸せだった。 でもある日突然君は倒れて病院に運ばれ ...
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5年前の俺へ
5年前の俺へ。 ×イチ、子持ちの女だからって考え込むな。 そんなにお前のことを自分のことのように 喜び、悲しみ、力づけてくれる女は二度と現れないぞ お前のために泣いてくれる女がいたか? その後違う女と ...
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あの人を追いかけた
10年ちょい前かな。学生の頃、ふとしたことで出会ったコに惚れて。 しばらく付き合ったけど、学生の2人には1本の県境ですら遠くて。 ある夏の日、兄に借りた車走らせて会いに行って少しドライブして、 ゆっく ...
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かっちゃんらしいね
久しぶりに千葉に住んでる友人から電話 用件はそいつのおかんが起こした自動車事故についての相談だったんやけど… 「今度久しぶりに飲み行きたいな」 「おう お前とは久しく行ってないしな」 しばらく俺の勤務 ...