私はこの話を聞いて泣いてしまった・・・・。
その話は脳梗塞で入退院を繰り返していた祖父の話です。
私たち家族は以前からの本人の希望通りで医師から余命があとわずかであることを知らされていたんですが・・・・。
祖父には告知しないでいたんです。
「元気になって、またみんなで楽しく暮らそうね???」
祖父を見舞った際の合い言葉のようでもあったんです。
すごく罪悪感はありましたが・・・。
そして祖父の1周忌が過ぎた頃に父が祖母に1通の手紙を手渡したんです。
祖母の心の落ち着きを待ってのことだったんだ。
衰弱し、震える手で書かれた文字は書道で師範格であった祖父が書いたとは思えない程弱々しかったんですが、文面から感じられる優しさ、慈しみが祖父のそれであったんです。
その手紙を見てまた号泣しました・・・・。
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「おばあちゃん元気ですか!?
ともに過ごした時間は永いようで短い50年でしたね・・・。
私は永遠に愛しています。また機会があればいっしょに暮らしたいものですね
そして炬燵でみかん食べながら雑談をしたいものです」
祖父が書いた最初で最後のラブレター・・・。
こんな素敵な感動話をありがとう・・・。
かなり泣きました。幸せは気持ちになりました。
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言わない約束