ある日、学校から帰ったら母がいなくなっていた。
鍋の中には、私達姉弟の大好きなロールキャベツが作ってあった。
もう味は覚えていないけれど、大好きだったんだよなぁ・・・。
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今、二人の子供の母となってあの日、母がどんな気持ちでロールキャベツを作っていたか少しわかったような気がする。
でも私には、子供達を置いて行くなんて事は、絶対にできない。
8歳の時の記憶だけれど、トラウマになっているのかも。
自分の子供たちには、まだ一度も「ロールキャベツ」を作った事が無い。
母がいなくなって、色々辛かった。
ここには、とても書けないような事も沢山あった。
でも今は、自分でも信じられないくらい穏やかな毎日を送っている。
娘の机の落書き。
「ままだいすき」
私の宝物です。
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